最初に言っておこう。私は山村ではないしアンリでもない。ハンドルネームとはそういうものだと把握している。このブログは何か役に立つことや、なにかを訴えるために書かれるものではない。全方位型不定期日記および妄想である。

 

だんだん暑い日が増えてきた。夏の京都は蒸し風呂のようだと聞く。蒸し暑いのは嫌いなので既に憂鬱だ。しかし、鴨川の緑は美しく、自転車を走らせて町を眺めるのは一つの趣味として成立する。

私は小学校高学年の頃から架空の京都に住んでいた。森見登美彦氏が作り出す京都にいた。森見登美彦氏の作品が我が人生においてどのように影響していたのかについてはまた次の機会に綴るとしよう。実際の京都とはなんとステキなのだろう。なんといっても鴨川。春の桜は壮観だった。水が流れているのを見るのが好きなのでまったく飽きることがない。川底が見えるくらいには澄んでいる点もたいへん好ましい。京都に公園があるイメージがなかったのだが、なるほど、鴨川河川敷こそが地域の人々の憩いの場なのだ。

 

恋人は豆餅が好きなのでよく一緒に食べる。カフェに行ったり動物園にも行った。形容しがたいかわいさを持った人だ。ときどき鱒か鮭かわからないピアスをつけている。かなり気に入っているらしい。

 

ソファッベッドで作業していると腰が痛くなってくるのでクロワッサンを模した座椅子を置く。姿勢が悪いのでだんだんガタが出てくる。貧血気味なのは遺伝だ。血縁者の数人、血が薄い。献血を断られたことがあるとも聞いた。赤いものを食べるといいらしい。イチジクとかじゃダメだろうか。ダメだろうな。

 

半分くらいは妄想である。